一瞬の出来事
バリバリに乾燥、ギラギラの太陽光線が突き刺さるスペインの夏が大好きです!と言うか大好きだったと思います、、、
ただ森の中に街が在る様な、そんなポートランドで10年が過ぎてみると今日昨日の様な以上に暑い日は(と言ってもスペインよりは涼しいのでしょうが)こっちの連中と共に「アッちぃーーーーッ!」と口走る様になってしまいました。で、髪を少し切ってもらおうかと思っています。
アメリカは日本語が通じる所が有るので助かりますがスペインではそうも行かず、まだ言葉がおぼつかない頃美容院に行った時の話です。
guardarスペイン語で守る、保つ等の意味で、英語のto keepに近いと思いますが、この言葉を使い店長らしき兄ちゃんに「ポニーテールは保ちたい、でもってココとココと、、、」身振り手振りで説明してると奥で2〜3人のセビリア娘らが「あたしにやらせてぇ〜!」とウダツの上がらない東洋人兄ちゃんの取り合い。
「何だこいつらアジア人に興味有るのか、、、」鏡の中の自分を観ながら「俺もまんざらじゃネェな」
と色々な妄想が膨らみつつあったその次の瞬間「ハイ、これッ!」
慢心の笑みで一人のヘソ出しルックセビリア娘が切り立てホヤホヤのポニーテールを自分の前に差し出してくれていました、、、、
ほんの20秒位の出来事です。
鏡の中にさっきの色男は無く、落ち武者のさらし首が、、、、
guardarそう言う意味もありますが、保存、しまって置くとの意味も有る訳で、、、
段々薄々気付いたのか、鏡越しに落ち武者の目を悲しそうに見詰めるヘソ出し娘。
あまりの出来事にその後出家した彼女。
今でもセビリア郊外に落ち武者と寄り添う様にして眠るヘソ出し娘、その二人の碑が、、、
アァ〜、こりゃやっぱ暑すぎだぜ!ベイビー!!
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